Q1:睡眠中にピクピクしている愛犬を起こしても大丈夫ですか?
A1:激しくうなされたり足を動かしている場合、まずは身体を強く揺さぶるのではなく、少し離れた位置から「〇〇ちゃん」と優しく名前を呼んでみてください。正常なレム睡眠であれば声に気づいてゆっくり目覚めます。突然強く触ったり大声を出すと、驚いて反射的に噛みついてしまう危険があるため注意してください。
Q2:てんかん発作を起こした愛犬の寿命は縮んでしまいますか?
A2:適切な抗てんかん薬の処方とモニタリングによって発作の頻度と重症度をコントロールできれば、特発性てんかんを抱える多くの犬が健康な犬と変わらない天寿を全うできます。治療の成否を分けるのは、発作が群発化する前の「早期診断と早期内服開始」です。
Q3:老犬が寝ている時に手足を震わせるのは認知症の症状でしょうか?
A3:認知機能不全症候群(犬の認知症)に伴う概日リズムの乱れや睡眠時ミオクローヌスの可能性がありますが、同時に高齢期に好発する脳腫瘍や腎不全・肝不全に伴う尿毒症性脳症の可能性も否定できません。シニア期に入ってから初めて睡眠中の痙攣や震えが見られた場合は、早めに動物病院で血液検査や神経学的検査を受けることを推奨します。
Q4:痙攣発作のあと、お腹が空いたようにガツガツご飯を食べるのは異常ですか?
A4:てんかん発作の直後に激しい空腹感を示したり、異常に水をがぶ飲みしたりする行動は「発作後徴候」として臨床上よく見られる現象です。全身の筋肉が急激に収縮したことで大量のエネルギーを消費したことや、脳の一時的な機能混乱が原因です。ただし、慌てて大量の食事を与えると誤嚥(ごえん)を起こすリスクがあるため、完全に意識が落ち着くまで少しずつ水やフードを与えてください。