アフタヌーンティーの食べ方決定版|恥をかかない基本マナーと新常識

アフタヌーンティーの食べ方決定版|恥をかかない基本マナーと新常識

アフタヌーンティーの食べ方決定版|恥をかかない基本マナーと新常識の全体像を丁寧に掘り下げてご紹介します。

アフタヌーンティーの象徴ともいえるスコーンですが、最も作法の差が表れやすいポイントでもあります。スコーンにナイフを縦に入れ、バゲットのように一刀両断にする行為は避けるべきとされています。スコーンの側面にある「狼の口(オオカミのくち)」と呼ばれる割れ目に指を添え、手で水平に上下2つに割るのが古くからの正式な作法です。ナイフを使うと断面がボロボロと崩れ、テーブルに破片が散らばる原因になります。

割ったあとの一口大への配慮も重要です。2つに割った半身全体にクリームを塗りたくってかぶりつくのではなく、食べる直前に一口分だけ手でちぎり、その都度クリームとジャムを添えて口へ運びます。これにより、口の周りを汚すことなく優雅な所作を保つことができます。

また、クロテッドクリームとジャムの塗り順には、英国発祥の2大流儀が存在します。デヴォン州スタイルは「クリームが先でジャムが上」、コーンウォール州スタイルは「ジャムが先でクリームが上」とされ、英国王室や現地メディアでも長年愛好家同士の議論が交わされてきました。結論として、どちらを先に塗るかは個人の嗜好に委ねられており、どちらを選んでも失礼にはあたりません。重要なのは、共用の器から直に自分のスコーンへ塗るのではなく、専用のスプーンで自分の皿の端にクリームとジャムを一度取り分けてから、マイナイフで塗るという衛生的な手順を守ることです。

項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価セイボリー(下段)フィンガーサンド、キッシュなど塩気のある軽食乾燥を防ぐため最初に手をつける小ぶりなサンドイッチは手でつまんでOK。具材の落下に注意スコーン(中段)提供温度は約50〜60℃の温かい状態が理想横の割れ目から手で二分割して一口ずつナイフで切ると粉々になり美観を損ねる。温かいうちの喫食が吉スイーツ(上段)プティフール、ムース、タルトなど3〜5種コースの終盤、甘みと酸味を味わう崩れやすいケーキ類はフォークとナイフを併用して美しく処理利用料金・滞在時間相場:6,500円〜12,000円/滞在枠:120分制紅茶フリーフロー(L.O. 90分)2026年現在は茶葉交換制のプレミアムプランが主流化
中川 明日香
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中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。