あづま総合運動公園の名を全国区に押し上げた最大のハイライトが、中央園路に連なる約520メートル・116本のイチョウ並木です。例年10月下旬から11月上旬にかけて紅葉の見頃を迎え、頭上を覆う黄金のトンネルと足元に広がる黄色の絨毯が、息を呑むほどの幻想的な世界を創り出します。
この期間中に開催される夜間のライトアップイベントは必見です。夕暮れとともに暖色系の光がイチョウを照らし出し、昼間の爽やかな青空とのコントラストとは一変、幽玄でドラマチックな空間へと変貌します。カメラ愛好家やカップル、家族連れが足を止め、静かに秋の深まりを堪能する光景が広がります。
現場取材における重要なアドバイスとして、紅葉のピーク時は日中から夕方にかけて周辺道路が著しく混み合います。日中の自然光で撮影したい場合は午前9時前後の早い時間帯、ライトアップを鑑賞したい場合は点灯直前の16時台に現地へ入るのが、混雑を最小限に抑えるプロの立ち回りです。