夫の喫煙は、自身の精子を劣化させるだけに留まりません。パートナーである女性が吸い込む「副流煙(受動喫煙)」は、妻の生殖機能にも壊滅的なダメージを与えます。
受動喫煙にさらされた女性は、卵巣予備能(AMH値)の低下が早まり、卵子の質の低下や着床不全を引き起こしやすいことが分かっています。換気扇の下やベランダで吸う「ホタル族」であっても、呼気や衣服・毛髪に付着した有害物質(三次喫煙・サードハンドスモーク)が室内に持ち込まれ、同居するパートナーの体内に取り込まれてしまいます。
妊活を成功させ、健やかな胎児の発育環境を守るためには、空間を分ける程度の分煙では不十分です。「家でも外でも完全に吸わない」という決断こそが、生まれてくる命への最大のサポートになります。