保護者が最も神経を尖らせるのが、合否の分かれ目となる「点数(指数)」の壁です。大阪市の利用調整ルールでは、月160時間以上の外勤就労を行う父母に対してそれぞれ基準点100点が割り振られ、合算した「200点」がフルタイム世帯の基本スコアとなります。
しかし、近年の阿倍野区では「夫婦フルタイムの200点」は選考通過の保証書ではなく、単なるスタートラインに過ぎません。多くの認可園で1歳児の阿倍野区保育園内定ボーダー点数が200点同点線上に密集するため、そこから先の細かな調整指数および同点優先順位(タイブレーク要件)が生死を分ける現実があります。
同点時に適用される大阪市保育所利用調整基準詳細まとめの規定に基づき、まず作用するのが「兄弟姉妹がすでに同園に在籍しているか」「認可外施設等を受託利用して実績を作っているか」などの加給要素です。これらを持たない第1子の世帯は、最終的に「世帯の市民税所得割額が低い順」というシビアな経済基準に委ねられます。共働きで一定水準以上の世帯年収がある家庭ほど、このボーダーライン上で涙を呑むというジレンマに直面しているのです。