話題沸騰中の 僕たちがやりましたドラマの真相と結末!キャスト熱演と原作違いの全貌について、主要な情報をご紹介しています。

ドラマ『僕たちがやりました』の物語を締めくくるにあたり、制作陣が下した演出判断は、放映から時を経た現在でもドラマファンの間で議論が止まりません。高校生たちの「ちょっとした復讐心」が引き金となり、隣接するヤンキー校・矢波高校に仕掛けた小型プラスチック爆弾がプロパンガスに引火。死者10名、重軽傷者多数という未曾有の大爆発へと発展した事件は、登場人物たちを容赦のない逃亡劇へと駆り立てました。

最終回における最大の論点は、自暴自棄になった主人公・トビオ(窪田正孝)たちが学園祭のステージ上で「僕たちがやりました!」と罪を天下に轟かせ、警察に出頭した後の展開です。原作漫画(金城宗幸原作・荒木光作画/全9巻)とドラマ版では、物語の着地点に決定的な構造の違いが存在します。

原作漫画では、不良グループの長である市橋(新田真剣佑)が自責と絶望から飛び降り自殺を遂げた後、トビオたちは司法の裁きを受ける道からも裏社会の大物・輪島(古田新太)の圧力によって「無実」として弾き出されます。原作の終盤は、罪を告白しても社会から受け流され、何食わぬ顔で日常生活を送る中で、トビオがふとした瞬間に消えない罪悪感の十字架に押し潰されるという、静かな内面描写で幕を閉じます。

対するドラマ版の最終回では、学園祭での告白直後に覆面集団の襲撃に遭い、混乱の中で警察に身柄を拘束されますが、警察幹部と法曹界の裏取引により、事件は「正体不明の過激派テロリストによる犯行」と断定され、少年たちの罪は公的に揉み消されてしまいます。ドラマはそこから「10年後」という大胆な時間跳躍を導入しました。

大人になったトビオはフリーターとして淡々とした日々を過ごし、かつて惹かれ合った蓮子(永野芽郁)は別の男性と結婚して子どもを抱いています。伊佐美(間宮祥太朗)は家庭を持ち、マル(葉山奨之)は金欲に塗れた夜の街で店を経営、パイセン(今野浩喜)は出所してお笑い芸人を目指していました。仲間たちがそれぞれ過去を塗りつぶすように日常を形成する中で、トビオだけは「どれほど幸福な瞬間が訪れても、脳裏にあの爆風が蘇り、死にたくなる」という幻覚に怯え続けます。「死ぬことすら許されずに、一生罪を抱えて生き続ける」というドラマ版のエンディングは、死刑や実刑以上の過酷な刑罰をトビオに課したといえます。