盗まれた愛車が再び手元に戻ってくる可能性はどれほどあるのでしょうか。警察庁の犯罪統計データを紐解くと、自転車盗難発見確率は全国平均でおよそ4割から5割前後を推移しています。
発見されるパターンの多くは、犯人が「一時的な足」として利用した後に別の駅前や路上、コンビニ等に乗り捨て、放置車両として警察や自治体に照会されたケースです。鍵をかけずに盗まれた車体は発見率が低く、頑丈なロックを破られた高額なスポーツバイクや電動アシスト車は、転売目的でパーツごとに解体・分解されるリスクも高まります。
近年では、車体にスマートトラッカー(AirTag等のGPS・Bluetooth発信タグ)を忍ばせて位置情報を追跡する防犯策も普及しています。ただし、アプリ上で盗難車の位置を特定できた場合でも、自力で犯人や現場に突入するのは極めて危険です。位置情報画面を警察官に提示し、安全を確保した上で同行・立ち会いを要請するのが賢明な対処法です。