2004年に参議院議員として初当選を果たして以来、白眞勲氏は立憲民主党(前身政党含む)の骨格を支える存在として長期にわたり国政の壇上に立ち続けた。外交・安全保障問題から在日外国人の権利保護、多様性社会の実現に至るまで、多岐にわたる政策提言を行ってきたことは記憶に新しい。しかし、政治家の日常は常に過酷な選挙戦と背中合わせだ。
激しい批判に晒されることも少なくなかった議員生活において、最大の精神的支柱となったのが家族の存在だった。選挙運動の現場で直接マイクを握るような派手な表出こそ控えめであったものの、精神的なサポートを通じて父を支え続けた娘の存在は、白氏の政治生命を支える隠れた原動力であった。家族の揺るぎない理解があったからこそ、長年の国政活動が可能となったと言っても過言ではない。