8月10日の「野獣の日」は、アングラなネットコミュニティの語呂合わせから始まり、ネットミームの歴史とともに巨大化した特異な文化現象です。
本人の消息や素性が分からないからこそ、人々の妄想や創作意欲を刺激し続け、半ば神格化されたアイコンとして消費されてきました。一方で、実在する住宅街への迷惑行為や肖像権の問題など、現実世界との軋轢という深刻な課題を常に抱えています。
ネット空間の成熟とコンプライアンス意識の高まりの中で、この異様な夏の恒例行事が今後どのように変容していくのか、デジタルカルチャーの行く末を示す指標として引き続き注目が集まります。 (出典: 8 月 10 日 野獣(Yahoo!ニュース))