深津さんの存在が菊池投手のMLBキャリアにおいて決定打となった最大の要素は、菊池雄星の嫁の英語力と徹底した食育管理です。
深津さんは大学時代から英語学習に力を入れており、MLBキャスター時代には現地から送られてくる英語の生中継音声や海外メディアの速報記事をダイレクトに理解して原稿に落とし込む高度なリスニング・読解力を誇っていました。渡米後、多くの日本人選手が直面する現地コミュニティやチームメイトの家族会(ワイブズ・クラブ)とのコミュニケーションにおいて、深津さんは通訳を介さず堂々と交流。チャリティ活動やスタジアムでのイベントにも主体的に関わり、菊池投手がチームに素早く溶け込むための土壌を作りました。
さらに注目すべきは、菊池雄星の妻のサポート料理です。メジャーリーグの先発投手は、登板日までのルーティンの中で体重維持と筋肥大、疲労回復を同時に図らなければなりません。深津さんは渡米前からアスリート向けの栄養学や調理法を猛勉強。アメリカのスーパーマーケットで入手できる限られた食材を活用しながら、出汁を利かせた高タンパク・低脂質の和食メニューを日々考案しました。
登板前日の炭水化物ローディングから、登板後の筋肉疲労を軽減する抗酸化作用の高いメニューまで、菊池投手の体調データと相談しながら作られる手料理は、150キロを超える剛速球を投げ続ける強靭なフィジカルの土台となっています。