金券類の購入において読者が最も直面しやすい壁が、クレジットカード決済対応の制約です。有価証券や金券類はショッピング枠の現金化防止規定により、街の書店店頭では「現金払いのみ」に制限されているのが長年の商慣習です。
どうしてもカード決済でポイントを貯めつつ図書カードを入手したい場合、公式が運営するオンライン購入公式サイトを活用する方法が存在します。日本図書普及のオフィシャルサイトであれば、クレジットカード決済での購入が認められています。ただし、宅配送料が発生するため、1枚〜数枚程度の少額購入では送料負担がポイント還元分を大きく上回ってしまう点に計算が必要です。
一方で、自己消費目的で書籍を安く購入したい読者に選ばれているのが金券ショップ格安購入です。大手チケットショップでは、額面の94〜97%程度で店頭に並びます。しかし、従来の磁気カード時代とは異なり、現行の図書カードNEXTには重大な落とし穴が存在します。
図書カードNEXTは裏面のQRコードをPOSで読み取ってサーバー上で残高を管理するクラウド型システムを採用しています。そのため、裏面のPIN番号を隠すスクラッチ部分が削られている中古カードは、すでに残高が抜き取られている危険性があります。信頼できる大手金券ショップでは特殊なスキャナーで残高を確認した上で販売していますが、フリマアプリでの金券出品禁止ルールをかいくぐってネット上で個人売買されているカードは、トラブルに巻き込まれるリスクが高いため避けるべきです。
手渡しにこだわらないのであれば、LINEやメールでURLを送信するだけで完了するデジタル版図書カード(図書カードネットギフト)の利便性が際立ちます。購入手続き完了と同時にコードが発行され、クレジットカードで決済可能。送料もかからず、相手もスマートフォンの画面をレジで提示するだけで本が買えるため、現代的なタイパ(タイムパフォーマンス)を重視する層から熱い支持を集めています。