理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、柔道整復師、看護師、医師国家試験において、トレンデレンブルグ徴候とデュシェンヌ徴候の「患側・健側問題」は定番の頻出テーマです。多くの受験生が「どちらの足で立ち、どちらの骨盤が下がるのか」で混乱に陥ります。
国家試験を確実に突破するための決定的な記憶フォーミュラは以下の2点に集約されます。
- 「トレンデレン『下がる』」の法則:「トレンデレン」は骨盤が“落ちる(下がる)”現象。支えている足が「患側(筋力低下)」で、落ちるお尻が「健側(正常な側)」。
- 「デュシェンヌ『倒れる』」の法則:「デュシェンヌ」は上半身が“倒れる(傾く)”現象。筋力が足りない「患側」の方へ体幹をガバッと倒して重心を乗せる。
「支えられないから反対側が落ちるのがトレンデレンブルグ」「落ちるのを防ぐために悪い方へ寄りかかるのがデュシェンヌ」という力学的な因果関係で頭にイメージを焼き付けることで、問題文の主語が「右中殿筋麻痺」や「左立脚期」に変わっても瞬時に正解を導き出せるようになります。