ゴルフグリップ交換完全ガイド!費用相場と自分で交換する手順に関する専門家の意見を丁寧に解説いたします。

自宅で安全かつ確実に作業を行うためには、適切なアイテムを事前に揃えておく必要があります。身近な日用品で代用できる部分と、専用品を使うべき部分を見極めることが肝心です。

準備すべき道具一覧

  • グリップカッター:先端がフック状になった刃物。シャフトのカーボン繊維やスチールを傷つけずに古いゴムだけを割く。
  • ゴルフグリップ交換両面テープ:専用の薄手で粘着力の高い両面テープ(厚さ0.15mm前後が標準)。紙製ではなく耐水性のある不織布またはフィルム基材タイプを使用。
  • グリップ交換用溶剤:テープの粘着剤を一時的に無力化し、スムーズに滑り込ませるためのスプレー。
  • シャフト固定具(ラバークランプ):シャフトを万力等で挟む際に傷を防ぐゴム製ブロック。
  • ウエス・トレイ:垂れた溶剤を受け止め、手やシャフトを拭き取る布。

ステップ別作業手順

ステップ1:古いグリップの切断と撤去
フック型のグリップカッターを挿入口から先端(バット側)に向けて滑らせ、縦に切れ込みを入れます。カーボンシャフトの場合、刃を立てすぎるとシャフト本体のカーボン層を削ってしまう危険があるため、必ず専用カッターを斜めに引くように動かしてください。

ステップ2:下巻きテープの完全除去と脱脂
シャフトに残った古いテープを指やスクレーパーで剥がします。糊残りがひどい場合は、パーツクリーナーや溶剤を吹き付けてウエスで拭き取り、シャフト表面を完全に綺麗な状態にします。

ステップ3:新しい両面テープの貼り付け
シャフトの長さに合わせて両面テープを貼ります。一般的な「縦巻き(ストレート巻き)」の場合、シャフトの先端からグリップ長マイナス約1cmの位置まで貼り、シャフトバット端の穴(約1cm余らせたテープ)を内側に押し込んで蓋をします。これによりシャフト内部への水分侵入を防ぎます。

ステップ4:溶剤の注入と素早い挿入
新しいグリップのエンド穴を指で塞ぎ、内部に溶剤をたっぷりとスプレーします。グリップ内全体に行き渡るよう振った後、その溶剤を下巻きテープ全体にまんべんなく振りかけます。テープ表面が十分に濡れているのを確認したら、グリップを一気に押し込みます。

ステップ5:アライメント調整と乾燥
フェース面をスクエアにセットし、グリップのロゴマークやバックラインの位置が真っ直ぐになっているか視認して微調整します。位置が決まったら余分な溶剤を拭き取り、直射日光の当たらない風通しの良い場所で静置します。ゴルフグリップ交換乾燥時間は、通常環境で最低半日、安全を期すなら24時間は素振りや実打を避けてください。