ボディタイプの選定ミスは、荷物が積みきれない事態や、目的地の路地に進入できない物理的トラブルに直結します。3大バリエーションの特徴を把握しておくことが不可欠です。
「標準ショート」は、全長が一般的なミニバン(約4.7m)とほぼ同等で、最小回転半径が小さく設計されています。都市部の狭隘な住宅街や入り組んだ路地裏、昔ながらの商店街へ荷物を届ける場面では無類の機動力を発揮します。
一方、「標準ロング」は車幅を1.7mのナローサイズに抑えたまま荷台長を約4.3mまで延伸したモデルです。道路幅に制約がある住宅地へ長尺の足場材や木材を搬入する建築関係者から厚い支持を集めています。
そして「ワイド幅」仕様は、全幅が約2.1mを超える迫力のサイズ感を誇ります。最大の強みは、国際標準規格であるT11型パレット(1,100mm×1,100mm)を横に2列並べて積載できる点です。工業製品の拠点間輸送や大型物流センターでの荷役効率を最優先する場合、ワイドボディの選択がデファクトスタンダードとなっています。