沖縄県内唯一の指定暴力団であり、さらなる法的規制の網がかけられた特定抗争指定暴力団としての「旭琉会」。独占取材によって浮かび上がった最新の内部構造は、組織の再編と幹部人事の激変を如実に示している。
会長を頂点とする最高幹部会をはじめ、各次団体への命令系統には重大な変化が生じた。従来の派閥対立を回避するために敷かれた集団指導体制は、組員の急速な減少に伴い、実力者への権限集中と実質的な傘下組織の統廃合を余儀なくされている。事務所の使用制限や複数人での集会禁止といった厳罰規定が敷かれるなか、最高幹部らの動轄と組織の「顔」となる役職の配置転換は、生き残りをかけた必死の防衛策にほかならない。