Q1:カフェイン断ちの最中に激しい頭痛が起きた場合、コーヒーを一口飲んでもいいですか?
A1:どうしても仕事や家事が手につかない緊急時の応急処置として、デミタスカップ半分(約50ml程度)を口にするのは有効です。血管の急激な拡張が一時的に抑えられます。ただし、元の量を飲んでしまうと減量の意味がなくなるため、痛みを最低限散らすだけの「極小量」に留め、翌日以降は段階的なデカフェ切り替えスケジュールを継続してください。
Q2:カフェイン離脱頭痛に対して、ロキソニンやイブなどの市販鎮痛薬は効きますか?
A2:効果が期待できる場合もありますが、注意が必要です。市販薬の中に「無水カフェイン」が含まれている製品を選ぶと、一時的に効いたように見えてもカフェイン離脱を先送りしているだけになります。離脱頭痛の緩和目的で使用する場合は、カフェイン無配合(単一成分のイブプロフェンやアセトアミノフェン製剤など)を選び、連続服用は2〜3日以内に抑えてください。
Q3:市販の「デカフェ」「カフェインレス」は、カフェインが完全に0mgなのですか?
A3:日本の公正競争規約では「カフェインを90%以上除去したもの」をカフェインレスやデカフェと表示できます。そのため、ごく微量(1杯あたり数ミリグラム程度)のカフェインが含まれていることがあります。しかし、この微量であれば脳血管の過剰な収縮・拡張を引き起こすレベルではないため、離脱頭痛の防止やデカフェ移行期間の飲み物として全く問題ありません。
Q4:普段コーヒーを飲まないのに、たまに1杯飲むと頭痛がするのはなぜですか?
A4:カフェインに対する代謝酵素(CYP1A2)の活性が遺伝的に弱い体質(いわゆるカフェイン過敏症)の可能性があります。少量のカフェインでも交感神経が急激に興奮し、血圧の上昇や脳血管の急な収縮・緊張から「過剰摂取性の頭痛」が引き起こされます。無理に飲用を続けず、ノンカフェインのハーブティー等を選択するのが賢明です。