いよいよ開幕する本戦トーナメント。オート進行によって繰り出される試合展開は、時に人間の意図を超えた奇跡や悲劇を生み出す。どれほど完璧に育て上げたチームであっても、たったひとつの判定やアクシデントで流れが暗転することがある。
ベンチで叫び続ける監督。祈るように画面を見つめるファン。画面の中の選手たちがグラウンドを全力で駆け抜ける姿は、本物の高校野球と何ら変わりない感動をもたらす。一球に泣き、一球に笑う。勝利の歓喜と敗北の悔しさが交錯するあの瞬間のカタルシスこそ、ファンがこの大会を愛してやまない理由だ。