二階堂さんがバラエティの世界で急速に愛された背景には、ナインティナインの岡村隆史さんとの絶妙なコンビネーションがありました。岡村さんは当時、人見知りがちだった二階堂さんの緊張を巧みにほぐし、まるで娘を温かく見守る父親のようなポジションで彼女のユニークなキャラクターを引き出しました。
二階堂さんもまた、岡村さんに対して臆することなくツッコミを入れたり、無邪気な笑顔で無茶振りに応えたりと、映画やドラマのシリアスな演技では見られない「等身大の素顔」を次々と開花させていきました。国分太一さんや矢部浩之さん、大杉漣さん(ゴチ18で共演)らベテラン陣との掛け合いも非常にリスペクトに満ちており、現場のムードメーカーとしても機能していました。
バラエティの文法を学びながらも、決して媚びることのない自然体なスタンスを貫いたことで、お茶の間の好感度を一気に引き上げ、幅広い世代から愛される女優へとステップアップする決定的な契機となりました。