一方、日本ミュージカル界の巨頭である市村正親は、2026年現在も舞台の第一線で走り続けている。年齢を感じさせないパワフルなステップと声量は、観客のみならず同業者からも畏敬の念を集める。彼を突き動かす原動力は、間違いなく子供たちの存在だ。
「子供たちが成人し、一人前になる姿を見届けるまでは絶対に倒れられない」。市村は周囲にそう漏らしているという。高齢での子育てというハードルを、彼は持ち前のポジティブさとプロフェッショナル精神で乗り越えてきた。篠原という強力なパートナーが精神的支えとして近くにいるからこそ、彼は今も安心して舞台に没頭できるのだろう。