ウクレレの右手が音を変える!プロ直伝の指使いと綺麗な音色の秘訣にまつわる興味深い視点を分かりやすく発信ます。

なぜ同じ楽器を使っているのに、プロの演奏は耳に優しく、自分の音はペチペチと安っぽく響いてしまうのか。その答えは、右手の脱力と「弦へのアプローチ面」にある。弦に対して爪を垂直にぶつけるのではなく、指の腹から爪の側面へと滑らかに滑らせる斜め45度の入射角こそが、音が激変するプロ直伝の裏技だ。

とりわけ最高峰の老舗ブランドとして名高いカマカ・ウクレレのようなハワイアンコア材を使った上質な名器ほど、右手の繊細なニュアンスを如実に拾い上げる。余計な握力を捨て、手首の軸をドアノブを回すように柔らかく使うストローク奏法をマスターするだけで、音量は倍増し、角の取れたウォームなトーンが部屋いっぱいに広がるはずだ。心地よいリズムを手に入れるための基本姿勢は、ウクレレを右肘で軽やかに抱え込み、右手をリラックスさせた状態で弦の真上に脱力して配置することにある。