この課税構想に対して最も激しい怒りと不信感を募らせているのが、地方都市や農村部に暮らす住民たちだ。都市部のように地下鉄やバス網が発達していない地域において、マイカーは贅沢品ではなく日々の暮らしを維持するための生存インフラである。
通勤、スーパーへの買い物、子供の送迎、さらには通院。生活のために毎日数十キロメートルを走らざるを得ない地方ユーザーにとって、走れば走るほど課税額が増える仕組みは実質的な「地方在住ペナルティ」に他ならない。「公共交通がないから車に乗っているのに、なぜ理不尽な重税を課されるのか」。地方の悲痛な叫びは届くのか。都市部と地方の経済格差をさらに押し広げる懸念が日増しに強まっている。