ネット上の掲示板やSNSでは長年、「22ゲート=神席(アリーナ席)確定」という言説がまことしやかに囁かれてきました。しかし、東京ドーム22ゲートからの入場がアリーナ席を保証するわけではありません。実際の入場運用と座席発券のシステムを検証すると、この言説が都市伝説に過ぎないことが明確になります。
東京ドームの構造上、22ゲートは球場の「メインフロア(2階コンコース)」に直結しています。このコンコースはバックネット裏から内野スタンド全体へアクセスできる大動脈であり、同時にグラウンド面(アリーナフロア)へ降りる階段やスロープにも通じています。つまり、物理的に1階スタンド席・アリーナ席・バルコニー席のすべてにスムーズに誘導できるハブ構造になっているのです。
主催者側の視点に立つと、特定ゲートにアリーナ席の観客だけを集中させると入場導線がパンクするため、混雑緩和の観点から複数の席種を意図的に分散配置しています。そのため、22ゲートの電子チケットを提示して入場ゲートを通過した際、発券機から出てくる座席券にはアリーナ席だけでなく、1階スタンド席やバルコニー席の座席番号が印刷されているケースが日常的に発生します。