発売から長い年月が経った今でも『ガールズモード3 キラキラコーデ』の評価が色褪せない最大の要因は、プレイヤーの役割を単なるセレクトショップの店長に限定しなかった「5つの職業システム」にあります。プレイヤーは街の中で「店長」「美容師」「メイクアップアーティスト」「モデル」「デザイナー」という5つの顔を持ち、それぞれの仕事をシームレスに行き来できます。
例えば、ヘアサロンでお客さんの髪型をカットした後にセレクトショップへ戻ると、そのお客さんが新しい髪型に合わせた服を買いに来店します。自分の手で街の住人たちをトータルプロデュースし、街全体のファッションカルチャーを育てていく感覚は、他の追随を許さない没入感を生み出しました。
さらに、19,000点以上におよぶ圧倒的なアイテム数と、顧客の抽象的なリクエスト(「ロックでかっこいい服」「フェミニンだけど少しクールに」など)を読み解く絶妙な難易度バランスも秀逸です。単なる着せ替えツールではなく、本格的な経営・育成シミュレーションゲームとしての骨太な手応えが、大人のゲーマーをも虜にしています。