引退説に拍車をかけたもうひとつの大きな転機が、所属事務所の移籍です。村川梨衣はデビュー以来長年所属していた東京俳優生活協同組合(俳協)を2026年9月30日をもって円満退所し、翌10月1日より浪川大輔が代表を務めるステイラックへと拠点を移しました。
俳協は伝統的に堅実なナレーションやアニメ出演に強みを持つ大手組織ですが、ステイラックは声優個々の裁量や新たな挑戦を柔軟に後押しする気鋭の事務所として知られています。移籍を契機に、単に本数をこなす働き方から、長期的な視点で作品と向き合うスタンスへとシフトしたことは想像に難くありません。事務所移籍直後の過渡期に生じたスケジュール調整や広報窓口の移行期間が、外部からは「一時的な活動休止」のように映ってしまった側面があります。