注釈付き指定席に付される注釈は一律ではありません。列車の種類や座席の状況によって、異なる内容が記載されます。
座席位置に関する注釈
最も一般的なのは座席位置についての注釈です。例えば「通路側ではない可能性があります」「窓側が確約されていません」といった内容が該当します。通常の指定席予約では窓側・通路側の希望を出せることが多いものの、注釈付きの場合はその選択肢が制限されているケースがあるのです。
また、「最前列」や「最後列」といった特定位置の座席である旨が注釈として記載されることもあります。これらの座席は足元のスペースが広い、もしくは狭いといった特徴があるため、利用者に事前通知が必要と判断されるわけです。
設備に関する注釈
座席周辺の設備について注釈が付くこともあります。「コンセントが利用できない座席です」「テーブルが小型です」「リクライニングに制限があります」など、標準的な座席と異なる設備状況が明記されます。
新幹線の多目的室近くの座席や、車いす対応座席の隣など、特殊な用途の設備に隣接する座席も注釈付きで提供されることがあります。これらは通常時は一般の乗客が利用できますが、必要に応じて移動をお願いされる可能性があるという条件付きです。
変更可能性に関する注釈
「車両変更の可能性あり」「座席番号が変更になる場合があります」といった、確定情報ではない旨を示す注釈も存在します。ダイヤ改正前後や、臨時列車の運行時など、運行体制が流動的な時期に見られる注釈です。