遠方から新幹線を利用して広島大学東広島キャンパスへ訪れる人が最も陥りやすい罠が、「東広島駅で降りたほうが近いのではないか」という思い込みです。
地図だけを見ると、山陽新幹線の「東広島駅」は広島大学と同じ東広島市内にあり、距離的にも直線で近接しているように見えます。しかし、これは遠来の来訪者を悩ませる最大のトラップです。
東広島駅は新幹線の「こだま」主体(一部ひかり停車)の駅であり、停車本数そのものが1時間に1〜2本程度に限られます。さらに致命的なのは、東広島駅から広島大学への直通路線バスの本数が極端に少ないという点です。時間帯によっては数時間バスがない空白時間帯が存在し、タクシーを利用せざるを得なくなります(東広島駅から大学まではタクシーで約2,000円〜2,500円)。
一方、山陽新幹線の主要駅である「広島駅」で下車し、山陽本線の上り普通電車に乗り換えて約35分で「西条駅」へ向かうルートを選択すれば、昼間でも1時間に4本程度の列車が走り、西条駅からは前述の通り頻繁にバスが発着しています。トータルの待ち時間、利便性、交通費の確実性を総合すると、特別な意図がない限り「広島駅経由で西条駅からバスに乗る」ルートが正攻法となります。