2026年現在、市販車の主流となったEVやプラグインハイブリッド車は、タイヤ選びの常識を根底から変えた。
バッテリーを積んだ大重量ボディと、アクセルを踏んだ瞬間に立ち上がる強大なトルク。これらはタイヤに対して、ガソリン車時代の1.5倍以上の摩耗負荷とせん断力をかける。冬タイヤのように柔らかいゴムでできたタイヤで大重量のEVを急加速・急制動させれば、ブロックの倒れ込みが発生し、ドライ路面での制動距離が極端に伸びる危険性がある。
最新の冬タイヤには、高重量EVの車重を支えるための高剛性3Dサイプや強化サイドウォールが採用されている。単に「冬用」というだけでなく、自車の重量と出力を支えきれる最新スペックの製品を選ぶ視点が、現代のドライバーには不可欠だ。