今、高校野球界で最も熱い議論を呼んでいるのが「7回制」への移行案だ。国際大会(WBSC)ではすでに7回制が定着しており、国内でも疲労軽減や熱中症リスクの低下を狙って導入を推進する声が強まっている。
長年、9回裏の土壇場で見せる「甲子園の奇跡」に魅了されてきたファンからは惜しむ声も根強い。だが、投手の肩や肘を守る観点、そして近年の記録的な猛暑を考慮すれば、従来どおりの運用には限界があるとの見方が支配的だ。現場の監督たちからも「選手の安全が最優先」という意見が増え始めており、早ければ数年以内の運用開始に向けた具体的なガイドラインづくりが進む。