気象庁が全国約1,300か所に展開する地域気象観測システム「アメダス」のデータ画面は、連日真っ赤に染まり続けている。かつて歴代1位の41.1℃を記録した埼玉県熊谷市や静岡県浜松市、高知県四万十市にとどまらず、盆地や内陸部を中心とした広範囲で40℃超えが続出する異常事態となった。
猛暑日となる地点数は日を追うごとに拡大し、午前中の早い段階ですでに35℃を突破する地点が相次ぐ。照り返しの強い都市部では局地的な体感温度が45℃近くに達しており、救急搬送の要請件数は過去最悪のペースで推移している。数字の向こう側にある現実は、想像以上に切迫している。