ボノレノフが操る念能力は「戦闘演武曲(バトルエントーシス)」です。自らの肉体の穴から奏でる音色・旋律をトリガーにして、様々な現象や物質を具現化して攻撃を繰り出します。作者・冨樫義博氏の展覧会で公開された公式念系統チャートにおいて、ボノレノフは具現化系能力者であることが明示されています。
作中で披露された主な楽曲・技のバリエーションは以下の通りです。
■ 序曲(プロキシマ)
ステップを踏みながら奏でた音によって、古代の戦士が身につけるような槍と甲冑を身にまとい、敵に向かって目にも留まらぬ速さで突撃・刺突する技。牽制や白兵戦において高い貫通力を発揮します。
■ 木星(ジュピター)
ボノレノフの最大火力を誇る大技です。ステップによって重厚な旋律を奏で、巨大な惑星「木星」を模した超質量の球体を具現化。それを音速のスピードで敵の頭上へ落下・圧殺させます。周囲の地形ごと敵を跡形もなく押し潰すほどの絶大な破壊力を誇ります。
音を奏でるという発動条件(制約)を課すことで、具現化系能力でありながら放出系や強化系のような超威力の物理攻撃を実現しており、念能力のシステムを極めて論理的に活かした傑作の能力設計といえます。