家庭内で絶対に軽視してはならないのが、ビニール袋をかぶる危険性です。特に乳幼児や小さな子どもにとって、薄いポリ袋は一瞬で命を奪う凶器へと豹変します。
ポリ袋やレジ袋は非常に薄く、静電気によって皮膚へ吸い付く性質を持っています。子どもが遊び半分で頭にかぶったり、口元に当てたりすると、息を吸い込んだ瞬間に袋が鼻と口に密着し、自力で外せなくなってしまいます。わずか数分で脳に深刻なダメージを負い、ポリ袋の誤飲や窒息による事故が後を絶ちません。
消費者庁や小児科専門医も強く警鐘を鳴らす、家庭内で徹底すべき子供の窒息事故防止対策は次の3点です。
- 子どもの手の届く場所に袋を置かない:買い物後のレジ袋やゴミ袋のストックは、床や低い棚ではなく、高さ1メートル以上の施錠できる引き出しや高所に保管する。
- 捨てる際は必ず結んで無力化する:使用済みのポリ袋を処分するときは、かぶれないよう小さく固結びにしてからゴミ箱へ捨てる。
- 上の子への注意喚起:「赤ちゃんに袋を近づけてはいけない」というルールを家庭内で共有し、きょうだい間のごっこ遊びでも絶対に袋を頭にかぶらせない。