事の発端は、メキシコ議会で開催された「未確認異常現象(UAP)」に関する公式公聴会でした。壇上に現れた調査チームは、ガラス張りの木箱から布を取り払い、白っぽい2体の小型ミイラをお披露目しました。「クララ」「ホセフィーナ」と名付けられたその遺体は、ペルーのナスカ近郊にある珪藻土の地層から回収されたものと主張され、炭素年代測定により約1000年前の個体であると説明されました。
国会議事堂という極めて公的な場で行われた宣誓証言であったことから、ロイター通信やBBCをはじめとする世界的メディアが一斉に速報を打ちました。手足の指が3本しかない異様な骨格構造や、体内に「卵のような卵円形の物体」が残されているとする主張は、またたく間に世界規模のセンセーションへと拡大していきました。