「茹でた栗の皮がどうしても綺麗に剥けない」という悩みには、物理的なアプローチが有効です。NHKの生活情報番組『ためしてガッテン』などで話題を呼んだ裏技をはじめ、実を崩さずに剥くための実践テクニックを取り入れましょう。
まず試したいのが、茹でる前に栗の平らな底の部分(座と呼ばれるザラザラした部分)に浅く包丁で十文字の切り込みを入れておく方法です。こうすることで加熱時に鬼皮が自然と外側に反り返り、茹で上がった後の鬼皮剥きが指先だけで簡単にできるようになります。
また、茹でた後に渋皮まで綺麗に剥きたい場合は、余熱が完全に取れる前の「ほんのり温かい状態」で作業するのがコツです。お湯から1個ずつ取り出し、底の座の部分から尖った頭に向かって包丁の刃先を引っ掛けるようにめくると、驚くほどスルスルと鬼皮・渋皮が一体となって剥がれます。完全に冷え切って乾燥すると再び皮が実に密着してしまうため、作業中は残りの栗をお湯の中に浸けたままにしておくのがスマートです。