始まりは数年前、中国や日本のインフルエンサーたちがバンコクの旧市街でタイの制服を着て撮影した写真を投稿したことだった。これが瞬く間に拡散され、2026年の現在では、バンコク旅行の必須アクティビティとして定着している。
特に人気なのが、胸元にタイ語で自分の名前や架空の学籍番号を刺繍してもらうカスタマイズだ。観光客たちは、お気に入りのカフェや寺院を背景に「エモい」写真を撮影し、TikTokやInstagramに投稿し続けている。日本の制服とは一味違う、シンプルでどこかノスタルジックなデザインが、若者たちの所有欲と自己表現欲を刺激しているのだ。