多くのファンや関係者が抱いた最大の疑問は、「なぜあれほどの成功と信頼を取り戻した後に、再び薬物疑惑に巻き込まれたのか」という点です。その核心には、長年にわたる元同居人・奥村秀一氏との深い関わりが存在していました。
1999年の逮捕時にも共に逮捕された奥村氏は、その後、槇原氏の個人事務所の代表取締役を務めるなど、公私にわたるパートナーとして生活を共にしていました。しかし、2018年3月に奥村氏が事務所社長を解任され、その直後に覚醒剤使用の疑いで逮捕される事態が発生します。
この2018年の家宅捜索時に、港区のマンションから発見された危険ドラッグ「RUSH」や微量の覚醒剤が、巡り巡って2026年の槇原氏逮捕の直接的な契機となりました。警察の取り調べや公判での証言によると、長年の共同生活の中で完全には断ち切れていなかった人間関係と、過去の遺留物の保管・処分をめぐる認識の甘さが、2度目の事件の引き金となったことが浮き彫りになっています。