長年にわたりヒグマの病理や生理生態を解明してきた北海道大学獣医学研究院の研究チームは、高齢ヒグマの体内で起きる生理的変化に着目している。野生個体の骨密度や歯の摩耗度を解析した最新データによると、15歳を超えたあたりから運動機能の低下が著しくなる。
厳しい冬を越すための脂肪蓄積が十分に行えない高齢個体は、冬眠期を乗り切ることができずに命を落とすリスクが跳ね上がる。若く屈強な個体とのなわばり争いに敗れ、餌場を追われることも生存率を急低下させる大きな原因だ。
長年にわたりヒグマの病理や生理生態を解明してきた北海道大学獣医学研究院の研究チームは、高齢ヒグマの体内で起きる生理的変化に着目している。野生個体の骨密度や歯の摩耗度を解析した最新データによると、15歳を超えたあたりから運動機能の低下が著しくなる。
厳しい冬を越すための脂肪蓄積が十分に行えない高齢個体は、冬眠期を乗り切ることができずに命を落とすリスクが跳ね上がる。若く屈強な個体とのなわばり争いに敗れ、餌場を追われることも生存率を急低下させる大きな原因だ。