三代目として一族の黄金期を築いたのが、第87・88・89代内閣総理大臣・小泉純一郎だ。「自民党をぶっ壊す」というフレーズで国民を熱狂させ、2000年代の日本政治を完全に支配した。
純一郎の政治スタイルは、祖父・又次郎の異端さと父・純也の勝負勘を見事に融合させたものだった。2005年の郵政解散で見せた凄まじい政治的決断力は、血筋がもたらす独創的な「狂気」とも言える。しかし、その強烈な光の裏で、彼の私生活と家族関係は大きな痛手を負うこととなった。元妻との離婚、そして幼い二人の息子の引き取りという選択が、後に小泉家の家系図に新たなドラマを生み出すこととなる。