入校式をめぐっては、インターネット上で根拠のない噂や誤解が散見されます。現場のルールに即した正しい事実を整理しておきましょう。
誤解①:「適性検査の結果が悪いと入校を拒否される・免許が取れない」
教習所 適性検査 内容は、学科試験のような知識のテストではなく、「心理テスト」と「作業検査」を組み合わせた性格・行動傾向の分析です。制限時間内に同じ図形を探す、指定された記号を連続して書く、質問紙に「はい・いいえ」で答えるといった内容で構成されています。結果が運転適性の低いランク(例えば5段階中の「1」や「2」)であっても、入校拒否や免許不交付になることは一切ありません。この検査の真の目的は、受講生本人が「自分には焦りやすい傾向がある」「集中力が途切れやすい」といった特性を自覚し、指導員がその傾向を踏まえた個別指導を行うための安全教育データです。
誤解②:「カラーコンタクトやディファインはバレなければ装着していてもよい」
黒目を大きく見せるサークルレンズや度なし・度ありのカラーコンタクトレンズは、運転免許試験場および指定自動車教習所の基準において「本人確認の妨げになる」「瞳孔の動きが確認できない」という理由から原則禁止されています。写真撮影時だけでなく、視力検査の段階で指導員から外すよう指示されます。ケースを持参していないと廃棄せざるを得なくなるため、当日は最初から裸眼または無色透明の通常コンタクトレンズを装着して来校してください。
誤解③:「オンライン学科があるから初日の入校式も自宅で受けられる」
2026年現在、多くの教習所でオンデマンド学科が普及していますが、入校手続き・視力検査・適性検査・先行学科1の初回オリエンテーションだけは対面(教習所への登校)が義務付けられています。これらは受講生本人の身元確認や公安委員会への登録原簿作成を伴うため、完全非対面で完了させることはできません。