地域密着型ベーカリーとして長年親しまれていた「ボンジュール・ボン東村山店」ですが、結論からお伝えすると、同店舗はすでに営業を終了(閉店)しています。かつては東村山駅西口直結の利便性を誇る「イトーヨーカドー東村山店」の1階に店舗を構え、多くの買い物客で終日賑わいを見せていました。
当時のボンジュールボン東村山店の営業時間は、商業施設に準じた10:00〜21:00(一部時期は9:00開店)で設定されており、朝の焼きたてパンを求める主婦層から、帰宅時に翌朝の食パンや総菜パンを買い求める会社員まで、幅広い層のライフスタイルに深く溶け込んでいました。
気になるボンジュールボン東村山店の閉店理由について取材を進めると、ブランド自体の経営不振によるものではなく、イトーヨーカドー東村山店内におけるテナント契約満了および館内フロア再編・リニューアル戦略が直接的な要因であることが判明しました。大手スーパーマーケット内のインストアベーカリーは、施設の定期的な売り場見直しやテナント契約の更新サイクルに左右されやすく、同店もそうした商業施設全体の転換期に伴って撤退を決断する形となりました。
閉店から時が経った現在でも、「東村山駅を利用するたびにあのメープルの甘い香りを思い出す」といった声が多く聞かれ、地元住民の記憶に強く刻まれていることが窺えます。