世論調査を行えば、常に「世襲議員の制限」には高い賛成が集まる。それにもかかわらず、選挙になれば小泉家は圧倒的な強さで勝ち続ける。この矛盾はどこから生まれるのか。それは、日本の有権者が抱く「血統への信仰」と「変化への恐怖」の裏返しに他ならない。
地元の有権者にとって、小泉家は単なる政治家ではなく、地域を発展させてきた「名主」のような存在だ。四代にわたり培われた信頼とネットワークは、新参の候補者が一朝一夕で覆せるものではない。批判されながらも選ばれ続ける小泉家の存在は、日本の民主主義が抱える構造的な課題を突きつけている。彼らの系図は、私たちがどのような政治を望んできたのかを示す、鏡のようなものなのだ。 (出典: 小泉 純一郎 家 系図(Yahoo!ニュース))