朝の低血圧で起きられないのは怠けではない!めまい原因と即効改善策の主要なニュースをコンパクトにまとめました。最新トレンドを一目で把握できます。

朝のだるさや起き上がれなさが重度である場合、単なる一時的な血圧低下にとどまらず、背景に特定の疾患が隠れているケースを疑う必要があります。その代表格が、思春期から若年成人に多く見られる「起立性調節障害(OD)」や「起立性低血圧」です。

以下のチェックリストに心当たりが複数ある場合、自律神経の循環調節機構が低下しているサインといえます。

  • 立ち上がった瞬間に目の前が真っ暗になる(眼前暗黒感)または強い低血圧による朝の症状としてのめまいがある
  • 朝起きた瞬間に心臓がバクバクする(動悸)や息切れを感じる
  • 午前中は強い倦怠感で動けず、午後や夕方以降になると元気になる
  • 入浴時や暑い場所で気分が悪くなりやすい
  • 食欲不振や胃もたれ、吐き気が朝方に集中する

自身の状態がどのような低血圧のタイプに該当するのかを整理するため、医療機関で用いられる分類と特徴を以下の比較表にまとめました。

分類主な症状と特徴発症の背景・原因対策と受診の目安本態性低血圧慢性的なだるさ、冷え、朝の目覚めの悪さ。収縮期血圧が常に100mmHg未満。遺伝的体質、華奢な体型、筋肉量不足、自律神経の傾向。食事改善、運動習慣、水分塩分補給で生活の質を向上させる。起立性低血圧横になった状態や座位から立ち上がった直後、収縮期血圧が20mmHg以上急低下する。下半身血管の収縮遅延、脱水、降圧薬や抗うつ薬などの薬物影響。段階的な起き上がり、弾性ストッキング着用。転倒リスクに注意。起立性調節障害(OD)朝起き上がれない、午前中の強い倦怠感、夕方以降に体調回復。思春期〜20代に頻発。自律神経の急激な発達アンバランス、心理的ストレス、体内時計の乱れ。小児科・心身医療・循環器内科での専門的診断と生活指導が必須。症候性(二次性)低血圧急激な体重減少、極度の無気力、肌の乾燥、貧血症状の併発。甲状腺機能低下症、副腎不全(アジソン病)、心疾患などの明確な原疾患。朝起き上がれないだるい病気として血液検査や原疾患の根本治療が急務。