駅の南側に広がる大蔵海岸は、現代の観光・旅行産業においても新たなスポットとして脚光を浴びている。かつては地元の憩いの場であった砂浜と芝生エリアは、近年リゾート感漂うBBQ施設やカフェ、スポーツ施設が整備され、年間を通じて多様な層を惹きつけるエリアへと進化した。兵庫県明石市が推進する海岸線の再開発構想も相まって、週末にはファミリー層や若いカップルで活気に満ちあふれる。
海岸線を散策すると、打ち寄せる波の音とともに爽快な潮風が吹き抜ける。人工ビーチでありながら質の高い白砂と清涼な海水が維持されており、夏場の海水浴シーズンだけでなく、秋冬のウォーキングやランニングコースとしても人気が高い。波打ち際から望む明石海峡大橋のスケール感は圧倒的で、沿道のオープンカフェでコーヒーを手に過ごす時間は、都市近郊リゾートの理想形と言えるだろう。