今年の食べ歩きトレンドを牽引するのは、伝統的な和菓子と海外の最新製菓技術が融合した「ハイブリッド・スイーツ」の台頭だ。例えば、創業100年を超える和菓子店が手掛ける「アツアツの焼きたて団子×極薄パリパリキャラメリゼ」や、目の前で液体窒素を使って仕上げる瞬間冷凍の生大福など、食べる瞬間のパフォーマンス性にも磨きがかかっている。
ただ甘いだけではない。酸味や苦味、食感のコントラストを計算し尽くした一品は、歩きながら手軽に味わえる本格ディナーのデザートのような満足感をもたらす。スマホを片手に焼きたての湯気と香りを捉えようと、若者たちが笑顔でレンズを向ける光景が印象的だ。