関連図を作成する際、多くの看護学生や若手看護師が「どこから手をつければいいのか」という壁にぶつかります。頭の中にある知識を紙の上に整理する第一歩は、脳出血関連図を4つの基本ブロックに切り分けることです。
1つ目は「発症要因(背景)」です。高血圧症、脂質異常症、喫煙、加齢、脳血管奇形など、なぜその患者が脳出血に至ったのかという既往歴・生活習慣が起点となります。2つ目は「病態生理」です。血管破綻から血腫形成、周囲の脳組織圧迫、脳浮腫の増悪という解剖生理学的変化を記述します。
3つ目は「臨床症状・機能障害」です。運動麻痺、感覚障害、言語障害、摂食嚥下障害、高次脳機能障害など、病巣の部位に応じて表出する神経脱落症状を整理します。そして最後の4つ目が「看護問題(看護診断)」です。症状によって患者のADL(日常生活動作)やQOL(生活の質)がどのように脅かされているか、どのようなリスクが存在するかを繋ぎ合わせます。