朝、目を覚ましてから登校するまでのわずかな時間にも、画面のチェックを欠かさない。放課後になれば、友人と公園やカフェに集まりながらも、共通の話題はTikTokやInstagramの最新トレンドだ。単に見るだけでなく、自らショート動画を撮影し、鍵付きアカウントで仲の良い友達だけに共有する文化が完全に定着している。
「クラスの女子の9割以上がスマホを持っています。放課後のチャットグループでのやり取りについていけないと、翌日の学校での会話から浮いてしまう」と話すのは、都内の小学校に通う11歳の少女だ。デジタル空間は単なる娯楽ではなく、彼女たちにとって学校と地続きの「第二の教室」として機能している。