共働き世帯の増加やタイパ(タイムパフォーマンス)志向の高まりを受け、家庭における時短料理の存在感はかつてないほど増している。農林水産省が公表する食生活実態調査や食品産業の動向レポートでも、簡便調理ニーズに対応した食材や調理家電の急速な普及が指摘されている。
農産物加工の現場でも、収穫直後の新鮮なトウモロコシをそのままレンジ対応フィルムで包んで出荷する商品が増加中だ。消費者が購入してそのままレンジに入れるだけで最高の状態で食べられる仕組みが整いつつあり、生産者から食卓までの距離がぐっと縮まっている。