2010年1月、後藤家にあまりにも突然で壮絶な悲劇が襲います。自宅兼店舗で転落事故に遭い、母・時子さんが55歳という若さで帰らぬ人となったのです。家族を誰よりも愛し、常に中心で支え続けてくれた最愛の母を失ったショックは、後藤真希さんにとって耐えがたいものでした。
母の死後、悲しみの深さから一時的に芸能活動を休止する決断を下した彼女。ステージ上で輝きを放ち続けてきた彼女が、自らの人生と向き合い、母の教えを胸に刻み直すための時間が必要でした。事故から長い月日が流れた今でも、彼女が語る言葉の端々には、母・時子さんへの尽きない感謝と深い愛が込められています。波乱に満ちた生涯を駆け抜けた母の存在は、今も彼女の心の中で生き続けています。