ドーム公演における最大の醍醐味といえば、グラウンド面に特設されるアリーナ席だ。2026年の大型ライブコンサートでは、従来のメインステージのみの配置から進化し、中央にセンターステージを設置する360度開放型や、縦横無尽に伸びる長大な花道(滑走路型レイアウト)を採用する構成が標準化しつつある。
アリーナ席はアーティストを最も間近に感じられる特別なエリアだが、フロア全体が水平であるため、後方ブロック(例えばA~GブロックのうちE〜Gなど)では前の観客の頭越しにステージを見上げることになる。近年は移動式ステージ(ムービングステージ)や客席間を巡回するトロッコ演出が増加したことで、後方アリーナ席であっても頭上を演者が通過するような圧倒的臨場感を味わえる機会が劇的に増えている。