多重事故が発生した瞬間、現場を目撃した近隣店舗の従業員やドライバーたちからは、生々しい証言が寄せられています。SNSや情報共有掲示板には「地響きのような『ドカン』という爆発音がして外を見たら、何台もの車がくの字に曲がっていた」「エアバッグが一斉に開いて粉塵が舞い、ガソリンのような臭いが漂っていた」といった書き込みが次々と投下され、現地の切迫した空気を伝えていました。
この事故による衝撃波は、すぐさま隣接する京葉道路・穴川インターチェンジ(IC)周辺の交通動態を直撃しました。もともと穴川IC周辺は上り線・下り線ともに緩やかな勾配と合流が連続し、首都圏屈指の自然渋滞ポイントとして知られています。事故現場の車線規制により国道16号からの流入・流出が完全に遮断されたことで、穴川IC出口ランプから本線へと渋滞の尾が急速に延伸。追突や接触を警戒する減速も重なり、京葉道路本線では通過に平時の倍以上の時間を要する極度のボトルネックが発生しました。
事故処理と現場保存のため、一部区間では一時的な車線規制や通行止め規制が敷かれました。ドライバーのリアルタイム投稿では「1時間で数百メートルしか進まない」「周辺の抜け道もすべて大型トラックで埋まり、完全に身動きが取れなくなった」といった悲鳴が上がり、千葉市稲毛区から花見川区、若葉区へと迂回しようとする一般車が生活道路へ雪崩れ込む二次的渋滞も発生しました。