このカード最大のドラマは、6シーズンにわたってアナハイムのファンを沸かせた大谷翔平選手の古巣対決です。慣れ親しんだエンゼル・スタジアムのグラウンドにドジャースのユニフォームを着て立つ大谷選手に対し、スタンドからは万雷の拍手と温かい歓声、そしてライバルとしての強烈な熱視線が注がれます。
大谷選手は移籍後のエンゼルス戦においても、勝負どころでの特大本塁打や勝負強い適時打を放つなど、かつてのホームグラウンド特有の打撃感覚を遺憾なく発揮しています。相手バッテリーが大谷選手に対してどのような配球で勝負を挑むのか、バッテリー心理の駆け引きは一球たりとも目が離せません。
さらにファンの胸を熱くさせるのが、現代最強打者の一人であるマイク・トラウト選手との直接対決です。エンゼルス時代は「トラウタニ」の愛称で世界中のファンを魅了した二人が、今や敵味方に分かれて主砲同士のプライドをぶつけ合います。トラウト選手が豪快なアーチを架ければ、大谷選手がすぐさま長打で応酬する——そんなハイレベルな競演こそがフリーウェイ・シリーズの真骨頂です。
試合前日にはMLB公式サイトや各球団から予告先発投手が発表されます。ドジャースの強力先発陣(山本由伸投手やタイラー・グラスノー投手ら)がエンゼルス打線をいかに封じるか、予告先発の発表段階から勝負の行方を占う戦いが始まっています。